六字映画機構は映像作家・笹谷遼平が主宰する映画制作団体です。
「六字」は「南無阿弥陀仏」の名号です。名号が宿るような映画を撮りたい。それが我々の念願です。

−自然(じねん)という軸−
今自然という言葉はNATUREネイチャーという意味で使うことがほとんどです。しかし日本には元々、ネイチャーに意味する言葉はありませんでした。
本来の自然(じねん)の意味は、我々生き物を包む「全て」であり、人間も自然の一部ととらえられていました。人間は、個として生きるというよりも、自然の一部として生かされているという、先人の知恵です。我々はそのような考えを大事にしたいと切に思います。またそんなメッセージを持った映画作りを目指しています。

 

笹谷遼平プロフィール

1986年京都府向日市生まれ。2008年、同志社大学文学部哲学科在学中に秘宝館のドキュメンタリー映画「昭和聖地巡礼〜秘宝館の胎内〜」を監督。
2010年蝋人形職人のドキュメンタリー映画「蝋塊独歩」を監督。本作品で宝塚映画祭入賞。
2011年バイブレーション(性玩具)のドキュメンタリー映画「スイッチン -バイブ新世紀-」を監督。アップリンクにてロードショー。パリの日仏会館にて上映。クィア映画祭にて招待上映。
2012年冬から「馬ありて」の調査及び取材を開始し、調査のため北海道、鹿児島県トカラ諸島、長野県木曽市、岩手県遠野市をまわる。
2015年劇映画のシナリオ執筆を開始。
2017年短編劇映画「カミカゼという名の塹壕」を監督。オーストラリアの映画祭My Rode ReelにてBest Japanese賞を受賞。執筆したシナリオ「お還り」が伊参スタジオ映画祭にて審査員奨励賞を受賞。
2018年「馬ありて」が完成。

PAGE TOP